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release2010-11-05
last update 2013-04-23

設計のための基礎知識

そんな装備で大丈夫か?
「このゲームの肝は、設計にあり!」といっても過言じゃないほど、設計は重要です。
私感ですが、試行錯誤しつつ設計を変更し、髪の毛一筋の差でステージをSランククリアした時が一番快感に浸れます。 楽勝では楽しくないナリよwww。
−閑話休題−
ここでは、設計を行うに当たって知っておくといいと思われる知識を簡単に紹介します。
多少ネタバレもありますので、その点ご容赦ください。

目的をはっきりと

艦船を設計するに当たっては、どの様な目的でもって設計するのかを明確にしておく必要がある。
戦い方ひとつとっても、高速を生かし一撃離脱を戦法とした艦と高い防御力で敵の攻撃を跳ね返すような艦とではおのずと設計は変わってくる。
また、ステージによっては、速度や静粛性を要求されたり、対空戦闘や対潜戦闘にも対処する必要がある。PSP版の場合は対戦も可能だが、その場合もステージ攻略とは少し違う設計を行う必要がある。
限られた空間にあれもこれもと入れてみても、結局は中途半端で使えない艦しか産まれてこない。
自分が想定する作戦や戦い方を元に、それを実現するための設計を行って欲しい。

尚、本サイトで紹介しているステージ攻略向けの設計事例は、演習をできるだけやらず(開発に手間や費用をかけず)にできる設計を中心としている。
と、格好いい事を書いて見た(w)が、「如何に小さい船体に強力な兵装を施すか」と言う設計を楽しんでいるだけかも。


スピードは武器だ!

は、ハインツ・グデーリアン閣下のお言葉。
その他にも「兵は拙速(神速)を尊ぶ」とか、スピードの重要性を説くお話は多い。

スピード(艦速)が必要な理由。

  • 包囲されないために、そして各個撃破していくために
    このゲームでは、友軍も登場するが、ほとんど当てにできず、事実上自艦のみで敵を撃破して行かなくてはならない。
    無策で戦場に突っ込んで行くと、敵艦に囲まれて袋だたきに遭う。
    戦いの基本は「各個撃破」。自艦の防御火力(自動迎撃兵装)が対処できる範囲であれば魚雷やミサイルも怖くないので、できるだけ少数の敵艦と交戦するように移動すれば、ダメージを最小限に抑えられる。

  • 超兵器は化け物
    中盤以降では、自艦が一撃で沈められてしまうような超兵器が出てくる。
    当たれば「The end」だが、「当たらなければどうと言う事はない」のであり、それ故敵弾を回避できる機動力が必要になってくる。
    尚、当然ことながら戦艦と駆逐艦では大きさが異なる。大きい方が弾に当たりやすいと言うのも自明の理。

  • 早くなければクリアできない
    一部のステージでは、マップの端から端まで行ったり来たりする必要があったり、護衛対象を守るため、あらゆる方向から出てくる敵艦を素早く撃破していく必要がある。

  • アイテムが欲しい
    一部のアイテムコンテナの中には、貴重なもの(開発進めるためのキーとなるアイテムなど)があるので、できるだけ回収して行きたい。
    しかし、アイテムコンテナは、しばらくすると水没してしまうので、回収するためには速度が速い方がいい。

で、スピード(艦速)を上げるには、

  • 高性能な機関(タービンやボイラー)を開発してできるだけ多く載せる。

  • 軽量化を図る。
    防御力を下げる。載せるアイテムを精査する。

  • 速度をUPできる補助兵装(急速前進や謎の装置など)を装備する。
    例えば、PSP版で最初の鬼門になることが多いハリマ戦(MED-C-350 「双頭の巨人」)では、高速駆逐艦に急速前進を装備して回避運動をしつつ「ハリマが砲撃してきたら急速前進する」ことでほぼよけることが可能です。(戦艦はでかいマトなのでこれだけではよけられない)
    尚、謎の装置が無い場合は最高速度は64.6ktまで(謎の装置複数使用で最高158.3Kt)。




攻撃は最大の防御

"Attack is the best form of defense"(元はラテン語の格言らしい)
「攻撃は最良の防御/(意訳)先んずれば人を制す(=先手必勝)」です。
極端な話し「攻撃を受ける前に敵を撃破してしまえば、防御する必要は無い。」わけです。
  • アウトレンジ戦法
    長射程の兵装を装備して、相手が攻撃できないところからダメージを与える「アウトレンジ戦法」を取れば、防御無しでも勝てます。もちろん、敵に追いつかれない速度が必要です。

  • 敵の数倍の火力で短期決戦
    敵からの攻撃によって自艦が沈むよりも早く、敵を撃破すれば勝ち。従って、へんに防御に重量を割(さ)くぐらいなら、攻撃力UPに重量を割り当てましょう。
    ダメージが大きくなってきたら、一旦退避(要:スピード)して修理後に再戦しましょう。 設計評価なんて気にしちゃいけません。



攻撃力UPのためには

単純に攻撃力が高い兵装を搭載すればいいのですが、創意工夫によっても攻撃力はUPします。
  • 装填時間
    敵の防御力を考慮する必要もありますが、仮に敵の防御力が0の場合は、
    攻撃力10で装填時間が1秒の兵装の1秒当たりの火力10
    攻撃力1で装填時間が0.1秒の兵装の1秒当たりの火力10
    なので攻撃力は同じになります。
    従って、多少攻撃力が劣っても装填に要する時間が短い兵装の方が実際の攻撃力はUPします。単純な攻撃力だけでなく、攻撃する機会(時間当たり攻撃力)を考慮して装備しましょう。

    例えば、25.4cm砲と88mm連装バルカン砲とを比較すると、攻撃力だけを見た場合は25.4cm砲の方が倍以上強力ですが、発射速度の差(5倍以上)から時間当たりでは88mm連装バルカン砲の方が上になります。ここまで違うと敵の防御力による攻撃力のダウンも気にならないほどで、1周目なら接近戦をメインにした巡洋艦主砲や戦艦の副砲にお奨めです。

    但し、ゲーム機の処理能力の限界から、一定数以上の弾は消えることもあります(いわゆる処理落ち)。

  • 多連装または多くの基数を搭載する。
    連装数が上がれば、同時に発射できる弾数がUPし、必然的に(全弾命中時の)攻撃力もUPします。
    同様に、一部の兵装は多くの基数を搭載することで、1回の射撃時に発射される弾数がUPする兵装(砲・速射砲・特殊機銃など)があります。
    逆に、いくら多く搭載しても1回の攻撃力がUPしない兵装(高角砲・機銃など)もあります。
    また、ゲーム機の処理能力の限界から、一定数以上の弾は消えることもあります(いわゆる処理落ち)。

  • 複数の兵装スロットを使う
    複数の兵装スロットに同一または同系統の兵装を装備することで、攻撃力をUPすることができます。
    • 発射速度のUP(効果:大)
      装填時間が長く、同時に発射できる弾数に制限がある兵装(例:魚雷やミサイル)を2つ以上の兵装スロットに装備し、スロットを切り替えて発射する事で時間当たりの発射弾数を約2倍以上にできます。
      高性能な自動装填装置を手に入れるまで(1周目の後半まで)は、時間当たりの火力UPに有効な手段です。
      ※切り替えも発射も手動で行います。
      ※発射弾数が約2倍と言うことは時間当たりの攻撃力も約2倍になります。

    • 火力UP(効果:小〜)
      自動兵装の兵器の内、 1つの目標に対して1度に発射できる弾数が1発の兵器を複数スロットに装備することで発射弾数がUP(=火力がUP)します。兵装の種類によって効果(攻撃力のUP度)が異なります。
      総攻撃力=攻撃力×(1+増加装備スロット数/10)〜(装備スロット数)
      但し、その兵装が自動兵装として使える状態にあるかもしくは「謎の装置η」装備時に限ります。
      また、兵装によっては効果が無い場合や「謎の装置η」を装備すればスロット1つでも基数分だけ発射される兵装もあります。(怪力線など)

      どちらかと言うと兄弟ゲームの「ウォーシップコマンダー」で良く利用される手法です。


  • 防御力の低い所を狙う
    対80cm防御のデータを見てみると、「舷側装甲850 甲板装甲427 水中防御58」ですので、甲板は舷側の約1/2、水中は舷側の約1/15しか防御力が無いことになります。つまり、同じ攻撃力のレールガン∞(舷側を攻撃)と160cm砲(甲板を攻撃)なら、1発当たりのダメージは160cm砲の方が大きくなります。また、超音速酸素魚雷は、攻撃力は160cm砲と比べて低いですが、相手の防御力によっては160cm砲より大きなダメージを与えることができます。
    それ故に、接近戦が可能な相手であれば、戦艦の大砲より駆逐艦の魚雷を使った方が攻略が簡単な場合があります。
    尚、アイテム「特殊弾頭」の項を開発していくと「新型徹甲弾」が開発できます。これを開発すると、大砲(160cm砲を除く)の砲弾が着水後に少しだけ水中を進むので、魚雷で攻撃した時と同じように防御力の弱い部分を攻撃することも可能です。

  • 補助兵装を使う
    一部の補助兵装は、装備することで攻撃力をUPさせることができます。
    事例としては、 発射速度をUPする「自動装填装置」や命中率(集弾性)を向上させる「発砲遅延装置」、全自動で敵を攻撃してくれる「謎の装置η」などがあります。
    直接火力UPには貢献しませんが、戦闘に有利に働くことで間接的に攻撃力UPになる補助兵装としては、指揮値を向上させる「火器管制装置」などや、誘導兵器を使用する時には活用したい「イージスシステム」、夜戦や荒天時に便利な視覚装置「サーマルビジョン」などがあります。


防御力UPのためには

防御力は、単純に装甲(防御力)をUPさせればいいのですが、それ以外にも方法があります。
  • 機動力UP
    機動力をUPすることで、敵弾を回避する方法です。詳細は「スピードは武器だ!」の項をご参照ください。

  • 防御火力をUP
    補助兵装の「自動迎撃システム」を装備し、迎撃してくれる兵装スロットを増やします。
    これによって敵の魚雷、ミサイル、航空機を迎撃します。(ハードキル)
    効率的に迎撃するには、指揮値がある程度高いことも必要です。(目標100以上)

  • 欺瞞・妨害によって防御力UP
    ステルス戦闘機が有利なのは、敵に発見されにくいからです。同様に補助兵装に「電波妨害装置」などを装備することで敵の攻撃を阻害することが可能です。(ソフトキル)
    特に「チャフグレネード」は、敵のロックオンを一定期間外す効果がありますので、ミサイル以外の兵器にも効果的です。
    また、一部の焼夷留弾を撃ってくる敵には「自動消火装置」や「お守り」も有効です。

  • 完全防御にする
    VP(ヴァイタルパート)の項を参照のこと。



VP(ヴァイタルパート)

VP[Vital part](ヴァイタルパート/バイタルパート)とは、防御力が高い部分(区画)のこと。
船体全体を厚い装甲で覆えば防御力がアップするのは当然だが、それでは重量が増えて戦闘に必要な機能を持たせるのが困難になるため、防御力の高い部分とそうでない部分とを作り、重要な部分(弾薬庫、主砲、機関、指揮通信など)を防御力の高い部分に納めること。

ゲーム上では、機銃などの一部のアイテムを除いて多くのアイテムがVP対象となり、VPが54%以上で完全防御、53%以下で集中防御になる。
  • 完全防御と集中防御のメリットデメリット
    集中防御の方が軽く仕上げられ、余剰積載量が多く取れるので、より多くの、またはより強力な兵装を搭載できるメリットがある。ちなみに旧日本海軍の戦艦「大和」は集中防御である。
    しかし、集中防御は完全防御とくらべて二次災害が発生しやすく、難易度HARD以上の場合は衝突時のダメージが大きい。
    また、防御力の低い部分に被弾した場合のダメージも完全防御よりもダメージが大きい傾向にある。

  • VP内とVP外のダメージ
    当然ながら、VP内に被弾した場合よりVP外に被弾した場合のダメージの方が大きくなる。
    従って、防御力重視なら、VPが占めるパーセンテージは大きい方が良い。
    注)ゲーム上の話し。実際にはVP外とVP内のダメージは(無関係ではないものの)別。


主砲(主兵装)について

主兵装(対艦兵装)を何にするかは、艦種やプレイヤーの好みによって大きくかわります。

基本的には火力の大きい兵装が主兵装になります。
戦艦なら大口径砲、巡洋艦以下なら魚雷、空母ならミサイルでしょうか。
2周目以降なら、AGS、にゃんこビームや怪力線などの光学兵器もいいかんじです。

主兵装の攻撃力をUPする方法は、「攻撃力UPのためには」を参考にしてください。
また、各兵器の詳細はアイテムの項をご確認ください。


  • いわゆる大砲です。軍艦無双ウォーシップガンナーの華となる兵器です。
    配置によっては撃てない方向があります。(160cm砲[PSP版のみ]は全周を砲撃可能です。)
    連装数や基数を増やしたり、口径をUP(砲身長を長く)することで総攻撃力をUPできます。
    相手の防御力にもよりますが、大口径砲(弾の直径が大きい)を少数搭載するより、やや小さい砲を沢山搭載する方が総攻撃力が上の場合もあります。
    15.5cm以下の砲は、自動兵装として使用可能です。
    大口径砲を主兵装として使う場合(特に1周目)は、補助兵装の「発砲遅延装置」や「自動装填装置」を併用した方がいいでしょう。

    くろがねのお奨めは、50.8cm4連装75口径か61cm3連装75口径です。副砲として使うなら自動迎撃可能な15.5cm3連装ないし4連装75口径をお奨めします。(1周目)

  • 速射砲
    発射速度の速い砲です。AGS以外は対空砲としても使えますが、砲や高角砲と違って炸裂弾は撃てませんし、弾道が山なりでかつ弾速が比較的遅いので命中率は低くなります。
    結局、活躍できるのは対艦対地用のAGSと言うことになります。
    AGSは、弾が誘導弾のため目標に当てやすいですが、逆に小型高速艦には当てにくくなっています。(弾が後ろに落ちる)
    しかしながら、小型で場所を取らない割に高火力な上、自動兵装としても使えますので、2周目後半以降の小型艦の主砲や戦艦の副砲として使うといいでしょう。

    お奨めもやはりAGSになります。開発できるようになるには時間がかかりますが、280mmAGS(単装)であればFAR-C-060(2周目)のランクS報酬でもらえますので、演習を繰り返して必要数をもらって小型艦の主砲や戦艦の副砲として使うといいでしょう。

  • 特殊機銃
    砲扱いの大口径機銃です。発射速度が速く、同一口径の砲よりも時間当たりの攻撃力は上回りますが、大きさや射程の短さがネックです。
    弾道がほぼ直線で当てやすいですが、波にじゃまされることもありますのでご注意。
    WSG(初代ガンナー)より発射速度が落ちているようで、今回は57mmバルカン砲や88mm連装バルカン砲以外は使いにくいと思ってください。
    57mmバルカン砲や88mm連装バルカン砲は、大口径砲と比べて開発しやすく、比較的たくさん搭載することができますので、中口径砲(20cm前後)を主砲とするより強力だったりします。
    「アハトアハトてんこ盛り戦艦」(88mm連装バルカン砲をたくさん搭載した戦艦)は下手な戦艦より強く、現在のところウォーシップコマンダー/ガンナー各作を通して初期に設計する戦艦の定番となっています。PSP版でも、少なくとも1周目の前半〜後半の序盤ぐらいまでは活躍が期待できます。

    お奨めは、やはり57mmバルカン砲と88mm連装バルカン砲になります。主兵装として1周目後半の序盤ぐらいまで、副砲としてなら1周目を通じて使っていけます。

  • 魚雷
    小型艦(駆逐艦、フリゲート、潜水艦)の主兵装は、これ以外には考えられません。(特に1周目)
    防御力が脆弱な艦底を攻撃するので、同じ攻撃力の砲と比べると数倍〜十数倍の威力があります。
    その代わり1門当たりの弾数が少なめで攻撃方向に制限があり、音速魚雷以外は弾速が比較的遅く、敵も迎撃しますので当てにくいのが難点です。
    魚雷を主兵装とする場合は、弾速の遅さを気にしなくていいぐらい接近して攻撃するか、敵の針路と速度(将来位置)を考えて攻撃しましょう。
    接近して攻撃することが多いですので、艦自体もできるだけ高速な艦を設計しましょう。
    誘導魚雷(独逸ルートのみ開発可)はミサイルと同様に、補助兵装の「イージスシステム」を装備する事で同時に複数目標を攻撃することが可能になります。
    酸素魚雷(日本ルートのみ開発可)は弾速が比較的早いですが、当てるにはある程度のコツが必要です。

    お奨めは、1周目は61cmか68cmクラス、2周目以降は超音速酸素魚雷を主兵装にしたいところです。

  • ミサイル
    砲や魚雷と違って全方向に攻撃できますが、通常は何基搭載していても1つの目標に対して1発しか撃てません。
    しかし、補助兵装の「イージスシステム」を装備する事で同時に複数目標を攻撃することが可能になります
    また、誘導弾なので高い命中率を誇りますが、弾速が遅く迎撃される場合がありますし、敵がECMを装備している場合はECCMを装備していない限り攻撃できませんので注意が必要です。
    特殊な弾頭のミサイルもありますので、いろいろ試してみてください。

    くろがねのお奨めは「電子攪乱ミサイルVLS」(3周目か4周目以降開発可能)です(PS2版の場合はバグで動かなくなる場合があるので注意)。
    通常タイプなら対艦は多弾頭ミサイルVLS、対潜ならASROC、対空は対空ミサイル発射機でしょうか。

    他にもザコ相手に重宝な巡航ミサイルと特殊弾頭VLSがあります。特に巡航ミサイル発射機は、1周目後半で開発可能になるので敵艦が大量に出現するステージでは必需品です。ただし広範囲に影響を及ぼすので味方を巻き込まないように注意。この手の兵器は味方航空機や自艦が発射したミサイルも堕としてしまいますので連射さけましょう。また弾数が少ないのでイージスシステムを外すか、精密射撃モードを使って1発づつ撃ちましょう。
    ただし、1発づつ撃つと迎撃される可能性が高くなりますので、普通の対艦ミサイルなどをイージスシステムを使って発射した後で巡航/特殊弾頭ミサイルを撃つ。といった迎撃されにくする工夫も必要です。

  • 光学兵器/荷電粒子砲/プラズマ兵器
    日本ルート以外は、2周目以降用です。日本ルートでは1周目から開発可能です。
    ※詳細はアイテム→光学兵器の項を参照
    PS2版では特殊な用途以外では使用はお奨めできません。
    ポータブル版では、大幅にパワーUPされていますので、主兵装として使っていけますが、相手によってはレベルの高い電磁防壁を搭載している場合もありますので、AGS当たりで補完してあげましょう。
    くろがねのお奨めは、1周目から使っていける怪力線や対潜攻撃も可能なαレーザー、一部の超兵器に効果的な拡散荷電粒子砲、イージスシステムを使用できECM装備艦でもお構いなしに攻撃可能で貫通属性のある誘導プラズマ砲などです。

  • 生体兵器
    PS2版ではぶっちゃけジョーク兵器(威力が低く実用的ではない)なのですが、ポータブル版ではとんでもないことになっています。
    補助兵装の「謎の装置η」や「無限装填装置」と併用した「にゃんこビーム」はまさしく汎用猫型決戦兵器ですwww。
    潜水艦と新型カニ光線の組み合わせも絶妙です。

  • レールガン(電磁砲)
    電磁誘導により砲弾を加速して撃ち出す兵器。
    弾速が早く高い攻撃力と長射程を誇るため、前作(WSG)では文句無しのお奨め兵器でしたが、今作では悲しい事に・・・(波にのまれれてほーら)
    まあ、威力も射程もあるので使い方次第では有効。

  • その他
    弾数などの理由で主兵装としては使えないが、強力(?)な兵器として波動砲/反物質兵器がある。
    波動砲は前作に比べて有効範囲や威力が大幅にダウンしているので、搭載面積や重量を考えると微妙なことに。
    逆に、前作(WSG)では無かった反物質兵器(光子榴弾砲)は、空母やフリゲートに搭載可能なこともあってザコ掃討などに活用できる。



副砲(副兵装)について

副砲の意味は時代とともに変わっていきましたが、基本的には、主砲を始めとする主な装備を搭載した後の余剰積載量の一部を対艦攻撃用に振り分けた物。と考えるといいでしょう。

日露戦争あたり(英海軍のドレドノート級が作られる前まで)は、火力をUPするのに主砲ではなく副砲の数を増やしているような状態でしたが、これは当時の技術的な問題もあるかと思います。
※造船・機関・煙突の能力→主砲を設置できるスペースが限られた。
※砲の信頼性が低い→日清戦争時の「松島」の主砲は4発撃った時点で使えなくなった。
ドレッドノート以降の副砲の目的は、主に小型高速艦(水雷艇およびその発展型の駆逐艦など)に対処するための砲だと考えられていました。それ故、比較的小口径な代わりに発射速度の高い砲が装備されていました。

ゲーム上では、目的によって副兵装は変わってきます。
  • A.対地攻撃や防御力の低い小型艦を対象する場合
    威力が小さくても発射速度の高い砲が向いています。また、自分で照準を付けなくても攻撃してくれる兵器(自動兵装)であることも重要です。
    お奨めは、15.5cm以下の砲、速射砲、88mm以下の特殊機銃です。対地攻撃に限っては高角砲(地形を貫通するバグがある)もいいでしょう。
    これらは、速射砲の一部(AGS)以外は対空攻撃もできますので、防空にも貢献できます。

  • B.主兵装の弱点を補う
    主兵装が魚雷やAGSのような接近戦用兵器の場合は、射程距離が不足気味ですから、比較的射程の長いミサイルや光学兵器を副兵装として装備し、これでけん制攻撃をかけながら接近戦に持ち込む形になります。
    逆に、大口径砲が主兵装の場合や空母プレイでミサイルを主兵装としている場合は、先の事例 A を参考にしてください。



対空兵装(自動迎撃)について

基本的には自動兵装で対空適応のある兵器を使用します。
自動迎撃してくれる兵装スロットは一番下の第7スロットですが、 補助兵装の「自動迎撃システム」を装備することで最大4スロットまで増やすことができます。
また同じく補助兵装の「謎の装置η」を装備すると全ての兵装スロットが自動兵装になります。
  • 機銃扱いの自動兵装
    機銃扱いの自動兵装は、基数や連装数を上げても多目標を攻撃するだけで、攻撃力はUPしません。
    その代わり、全周攻撃ができます。

    • 機銃
      まず最初にお世話になる自動迎撃兵装です。
      潜水艦や海底基地以外の全ての目標を攻撃できますが、射程や威力が不足気味です。
      機雷の除去や(現実的には無理がありますが)魚雷の迎撃にも使えます。

    • CIWS(シウス、もしくはシーウス, Close in Weapon System)
      高性能な機銃だと思ってください。機銃と同様に魚雷や機雷も攻撃できます。
      形や色がカッコ悪いですが、自動迎撃兵装をひとつだけ選べと言われたら、くろがねはCIWSを選びます。

    • 高角砲
      高射砲とも呼びます。
      砲ですが、魚雷や機雷を攻撃できない破壊力が高めの機銃だと思ってください。
      開発で「時限炸裂弾」や「近接炸裂弾」を開発するとダメージを与える範囲が広くなり威力がUPします。

    • 対空パルスレーザー
      出たwww、対空兵装の決定版!!!!!のハズだったのだが、WSG2ではこまったちゃんに。
      テストデータでは、CIWSや高角砲に完全に負けています。(対空兵器比較調査を参照)
      アンチミサイルとしては有効ですが、全般を見れば他の光学兵器や生体兵器の方がよほど役に立ちます。
      ※指揮値を上げると多少は使えるようになるが、それでも57mmバルカン砲などに劣る。

  • 砲類
    大砲扱いの自動兵装。基数や門数を増やすことで攻撃力はある程度UPします。(一定数を超えると複数の目標を攻撃します。)
    その代わり、全周攻撃ができません。


    • 15.5cm以下の砲は自動兵装として使用できます。
      開発で「時限炸裂弾」や「近接炸裂弾」を開発するとダメージを与える範囲が広くなり威力がUPします。

    • 速射砲(AGSは除く)
      機銃なみの発射速度を持つ砲ですが、炸裂弾は使えません。
      弾速が遅く散布界が小さいためか、航空機に対しては効果が低く、テストでは機銃並みの戦果しかありません。

    • 特殊機銃
      多銃身大口径機銃。発射速度も威力も高いので副砲と兼用できるが、使えるのは57mmバルカン砲と88mm連装ガトリング砲の2つだけと思って欲しい。
      砲類扱いだが、機銃と銘打っているだけあって魚雷や機雷も攻撃できる。

  • ミサイル
    基数を増やしても攻撃力はUPしません。 その代わり、全周攻撃ができます。
    また、基本的に対航空機用としてのみ機能します。

    • 対空ミサイル発射機
      射程は対空ミサイルVLSより短いが、弾速が早く、ミサイル系の中では一番効果的。

    • 対空ミサイルVLS
      射程は長いが、弾速が比較的遅め。対空兵器比較調査試験では対空ミサイル発射機に劣る結果だが、積みやすいと言うメリットもある。

    • RAM
      射程が短く、攻撃力は小さいが、弾速が早く、命中させやすい。
      ただし、PSP版(ポータブル版)では、1目標に対し1発しか発射されない(命中するか外れるまで次弾が発射されない)ので、能力が大幅ににダウンしている。

    • 多目的ミサイル発射機/多目的ミサイルVLS
      攻撃力が小さい、弾速が遅く命中しないなど、対ジェット機戦闘では使えないものと思って欲しい。

  • その他
    「謎の装置η」装備を前提だが、各種光学兵器や生体兵器を使うのもおもしろい。プラズマ砲やにゃんこビームも一度は使ってみよう。



対潜兵装について

対潜兵装は、潜水艦や海底基地を攻撃するときに使用する。
おおきく爆雷系、ロケット系、魚雷系、ミサイル系、光学系に分けられる。
  • 爆雷系
    爆雷および噴進爆雷砲。直接当てるのではなく、爆発する衝撃で損傷を与える。
    それ故、ゲーム中では、同時に複数の潜水艦を撃沈できる場合もある。
    尚、深海にある海底基地を確実に破壊できるのは、この爆雷系だけである。

  • ロケット系
    射程や威力が噴進爆雷砲より多少良くなっている。しかし使えるのは1周目の序盤ぐらい。
    同時撃破を狙えたり海底基地を攻撃できる噴進爆雷砲より使用する期間は短い。

  • 魚雷系
    誘導魚雷を使って攻撃するため、破壊力が高い。また連装数を上げることで同時発射弾数も5発まで上げることができる。
    但し、敵が機雷掃討魚雷などを装備している場合は迎撃されることもあり、また、深海には対応できないので逃げられることもある。
    補助兵装の「イージスシステム」を装備することで、複数の目標に対して同時に攻撃をおこなえる。
    対潜誘導魚雷は、使い方によっては対艦攻撃にも使える。(FAQ参照)

  • ミサイル系
    ミサイル系は、弾速が早く遠くの敵艦を攻撃できる。
    直接狙いに行く対潜ミサイルと、目標付近まで飛翔した後に対潜魚雷を落下傘で着水させるASROCがある。
    対潜ミサイルは威力が低めで、深海には対応できないが弾速が早い。
    逆にASROCは威力が高めだが、システム上、対潜ミサイルより目標に命中するまでに時間がかかり、迎撃されやすい。基本的には遠くを狙える単装対潜魚雷。
    ミサイル系は、補助兵装の「イージスシステム」を装備することで複数の目標に対して同時に攻撃をおこなえる。
    尚、ASROCは深海基地をある程度の確率で破壊することも可能。

  • 光学系
    対潜攻撃に使用できる光学兵器はαレーザーがある。
    弾速や威力が高めだが、小さい目標には当てにくい。
    設置場所を取ることもあり、普通は対艦戦闘をメインとしておまけで対潜戦闘をするぐらい。
    対潜戦闘のメインとして装備するのは 対イカ戦(SPE-G-760 「恐怖の大王」)の2周目(波動砲を持つECM装備の潜水艦が登場する)。
    ※αレーザーは誘導兵器では無いのでECMによる妨害を受けない。

  • その他
    視認できるなら、一部の砲類(AGS、妖しい大砲)でも攻撃できるが、、実際に使えるのはAGSによる海底基地の攻撃ぐらい。

対潜兵装も複数搭載することもできるが、どれか一つと言うならばやはり「ASROC」がお奨め。

補助兵装について

このゲームにおいては極めて重要なアイテム。波動砲は無くても勝てるが、電磁防壁がなければどんな戦艦も一瞬で撃沈されてしまう。
  • 攻撃補助
    攻撃力を直接あるいは間接的にUPする補助兵装。
    レーダーやソナー、発射速度UP、指揮能力UP、命中率UP、視界補助、ECM、ECCMなどがある。
    電波および音波探信儀は、前作(WSG)では必須だったが、本作(WSG2)では装備しなくてもOK。
    「自動装填装置」(発射速度UP)と砲を使うなら「発砲遅延装置」(命中率UP)は開発&装備したい。
    ミサイルや潜水艦用魚雷(誘導魚雷)を使う場合は「イージスシステム」もお奨め。

  • 防御補助
    防御力を直接あるいは間接的にUPする補助兵装。
    二次災害の低減、ダメージ量の減少と言った効果がある。
    優先させたいのは「防御重力場」と「電磁防壁」だが、前半は開発できないので開発できるようになるまでは放置でも可。

  • 移動補助
    機動力をUPする補助兵装。
    速度のUP、旋回性能のUP、加速性能のUPなどがある。
    1周目は「急速前進I/II」、「急速旋回I/II」ぐらいを開発&装備しておけばいい。

  • 謎の装置・特殊装置
    PS2版の場合は、一部は開発が出来ずアイテムコンテナを拾って取得するか、累積撃破数によるボーナスとして取得する。(PSP版は全て開発可能)
    装備することで耐久力UP、機動力UP、指揮値UPなどの効果がある。一部は特定の能力をUPするかわりに他の項目をDOWNさせるので注意。
    チートアイテムとして「謎の装置η」(全兵装自動攻撃)や「無限装填装置」(常に残弾9999)がある。



その他の兵装について

その他の、役に立つ兵装を紹介しておく。

  • 通信砲
    漂流兵(俗に「ピリッピ」と呼ぶ)の回収に便利な信号弾や照明弾。弾切れ対策に役立つ祝砲(FAQ参照)。敵弾回避に必須のチャフグレネード。と言った後半の激しい戦いを生き抜くために必須となってくるアイテムがある。
    くろがねは、砲を開発しなくても1周目をクリアできるが、チャフグレネード無しでは無理(特にPSP版)。

  • 機雷
    チャフが開発できていない時の「囮投射機」や、FAR-H-622 「友よ、波間に睡れ」などの特定ステージ限定だが「誘導機雷」などが以外に使える。

  • 救助ヘリ
    どれか一つ航空機を開発するならコレ。アイテムの回収率UPに貢献する。
    尚、駆逐艦、巡洋艦、戦艦は、ヘリポートを装備する必要がある。(潜水艦は航空機を運用できない)

  • レーザーポインタ
    航空機に攻撃目標を指示するための兵器。航空機を有効利用するなら装備しておきたい。

  • グリペン
    PS2版では航空機が使い物にならないが、ポータブル版では改善された。
    ある程度強力で開発が一番容易な攻撃機は「グリペン」。空母を使うなら MED-C-350 「双頭の巨人」までにはレーザーポインタといっしょに開発しておきたい。

  • ハウニブーとあひる
    PS2版では航空機が使い物にならないが、ポータブル版では改善された。
    しかし前作(初代ウォーシップガンナー)では大活躍した「ハウニブー」が、今作では残念なことになっている。
    代わりに「あひるシリーズ」が登場しているので、航空機を使いたいならこちらをどうそ。



設備について

設備に関して知っておきたい事項。
  • 艦橋
    前艦橋より前に後艦橋は設置できない。
    航空戦艦は空母用の艦橋と戦艦用の後艦橋を装備可能。(ランクS設計参照)
    ※但し、空母用艦橋が付けられない形状をしている船体もある(空母艦橋のサイズも関係する)。

  • 探照灯
    これを装備しておかないと、夜間や海中のステージでは何も見えない。
    ※昼間のステージでも時間が経過すると夜になる。

  • ヘリポート
    戦艦、巡洋艦、駆逐艦で救助ヘリを使用する場合は必須。

  • 弾薬庫
    ポータブル版限定だが、軽量弾薬庫が重量比で一番効率がいい。



機関について

最初は「煙突III」までと「タービン」を優先的に開発して装備すること。「ボイラー」はその後でいい。
機関だけに頼ると、速度は60kt強ぐらいで打ち止め(初代やWSG2[PS2版]とWSG2P[PSP版]では多少数値が異なる)。それ以上の速度を得るには「謎の装置」(補助兵装)が必要。

  • シフト配置
    ボイラーとタービンを交互に配置する方法。

    ゲーム上における配置事例
    ■=ボイラー、□=タービン、+--=プロペラシャフトだと思ってくだせぇ。
    • 通常配置
      +--□□■■■■
      +--□□■■■■

    • シフト配置
      +--□■■□■■
      +--□■■□■■

    シフト配置は、機関が占める容積や煙突数などが増加する(ゲーム上では重量増加+速度が減少する)が、被弾時に一撃で機関能力の喪失という致命的な損傷を負いにくい。
    本作(WSG2)ではあまり発生しないが、前作(WSG)などでは良く発生していた二次災害に「機関損傷」がある。
    通常配置の場合は、艦速が死ぬほど遅くなるが、シフト配置だと大幅に軽減されるため、前作ではシフト配置を多用した。







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